2021年3月4日静岡県富嶽カントリークラブにおいて、宿泊施設やコース、練習場への各視察の他に、当日のスケジュールがよりスムーズに行動出来るよう、アクセスしやすさや各施設での滞在時間などの効率的なスケジュールプラン作成の参考のために訪問しました。9:30スタートし、コロナの影響で人が少なく、ほぼ貸切の状態でそのままスループレーし、14:15にホールアウト。この後に昼食を摂りましたが、コロナ対策のためメニューが5品のみと限定されており、栄養面では不安が残りましたが、近いうちにメニューがリニューアルするとのことで、今後に期待したいと思います。16:15からクラブハウス内のフロント付近で支配人と打ち合わせを行いました。
静岡県は日本のほぼ中心に位置しており、新東名高速道路の新清水ICから3分ともかからない、東西日本からでも好アクセスで、絶好の場所であることは間違い無いと思います。国内で総距離が一番長いザロイヤルゴルフクラブ(8143y)に次ぐ2番目である富嶽カントリークラブはフルバックティーから7879yもあります。練習場は人工マットの上だが、世界基準のコースでプレーが出来ることと、アプローチやバンカー、パター練習場が揃っており、充実した練習ができそうなので、問題は無いと思います。またホテルとゴルフ場のコロナ対策が十分なされており、また車で行ける範囲なので、安心して合宿を取り組めることが出来ると確信しました。
続いて2021年3月5日に富士チサンカントリークラブにて下見を行いました。国内で一番多く聴覚障がい者数名がメンバーになっており、聴覚障がい者に対して理解がある所です。コースは最長6,689yと短めですが、富士山の影響で傾斜がキツかったり、いくつか砲台グリーンが配置されてたりとショートゲームが重要になってくるコースです。また練習場(20y、8打席)の他にアプローチやバンカー、パター練習場があり、ショートゲーム重視に磨くのに最適な場所であると思います。視察プレー終了後、メンバーから紹介、打ち合わせ設定を頂き、ゴルフ場の営業担当者2名と1時間程の打ち合わせ(感染予防を施したコンペルーム案内も含めて)をしてきました。聴覚障がい者の理解もあり、スムーズに進行できました。プレー料金なども気楽に参加できる範囲でまとまり、強化合宿の他に東西日本デフオープン、または月例会など定期的に実施し、ゴルフに対するモチベーションの維持、実力を磨いたりと気楽に参加しやすい、レベルアップを図れる環境を提供し、日本デフゴルフ界を盛り上げていきたいと思います。
本競技力向上事業は日本スポーツ振興センター「競技向上事業助成金」を受けて、実施いたしました。
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