2014年9月8、9日に第17回日本デフゴルフ選手権大会が開催されました。今年も去年に続き、大会前までは雨天が続いていたものの、大会期間中は雨の一滴も降ることもなく、青空が広がる天気に恵まれました。大会会場のロックヒルゴルフクラブは日本女子プロ協会の認定コースで今回大会会場のレイクコースは最近、日本プロゴルフ協会ティーチングプロ選手権大会第二予選に使われました。
競技は、2日間競技のスクラッチ戦（男子一般、シニア、女子）、そして初日のみWペリア方式によるハンディ戦も合わせて全員対象で行われました。
初日のハンディ戦部門での優勝者は、大石淳さん 83 ハンディ12 ネット71 準優勝者は黒川宏さん 84 ハンディ12 ネット72 第三位は袖山哲朗さん 77 ハンディ4.8 ネット72.2 また初日ベスグロ賞として一般男性クラスは薄井雅弘さん75、シニアクラスは倉橋克治さん82、女子クラスは富川己幸希さん104が選ばれました。
本戦の2日間競技のスクラッチ戦部門での優勝者は、男子一般クラスは薄井雅弘 75 78 計153、シニアクラスは倉橋克治さん 82 75 計157、女子クラスは富川己幸希さん 104 97 計201でした。各選手とも見事なスコアで日本デフゴルフ選手権大会の初めての優勝を成し遂げ、時の移り変わりを感じさせます。本当におめでとうございます。
今回の大会サプライズニュースとして、五十嵐雄二プロがフジサンケイから日本デフゴルフ選手権大会出場皆さんのために急遽駆け付けて頂き、手話を使って挨拶して頂いて、表彰式時にサイン色紙を皆さんに配布し、心こもったプレゼントを頂きました。競技委員の町島プロも懸命に手話を使って頂いて、各組に競技ルール説明やスコアカード配布を行い、大会2日間の表彰式に心こもった対応をして頂きました。普段出会えることのないゴルフツアープロ、ティーチングプロと聞こえない方々が手話を交えて心が一体になった有意義な大会期間でもありました。参加して頂いた聞こえない皆さんも手話で会話ができたことで心温かい時間を感じて頂いたと思います。また今大会は2日目にキャディーを使い、スループレーを実施したお蔭で、今まで日本デフゴルフ選手権大会を実施してきた中で表彰式を早く終わらせることができた成功例の一つになりました。
最後に、開催準備や表彰準備、アテストなどご協力頂いた大会運営スタッフの皆さん、ロックヒルゴルフクラブの関係者、商品提供頂いた五十嵐雄二プロ、キナセクラブ工房、大塚製薬株式会社各位、本当に有難うございました。
また、今回大会のことについて、ロックヒルゴルフクラブのホームページにも載っています。http://rockhill-info.sblo.jp/article/103403495.html
