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メディア掲載情報

  聴覚障害者とゴルフ


聴覚障害者は見えない障害で、みかけは健常者と同じですが、耳が全く聞こえないために目前にあるもの、身体で感じるものを判断してスポーツをすることが日常茶飯事になっています。

幼少時に病気や薬が原因で耳が聞こえなくなったために発音を獲得するのが難しく、発音がうまく出来ない言語障害をあわせもった聴覚障害者ゴルファーが日本デフゴルフ連盟会員の約90%です。

そのために筆談、手話主体のコミュニケーションが必要になってきています。
日本デフゴルフ連盟選手権大会は手話通訳を必ず手配しています。

日本デフゴルフ連盟会員になっている聴覚障害者は一応のゴルフに自信を持ち、世間交流したい聴覚障害者 ゴルファーなので会員になっていない聴覚障害者の中に、手話ができなくて交流に積極的でない、地元だけ の交流に専念したい、仕事のため平日に大会参加が出来ない聴覚障害者ゴルファーがいることを勘案すれば、 国内の聴覚障害者の方のゴルフ人口推定300人以上いると思われます。

ゴルフする時のハンディは大概、次の通りです。

1.風の音が聞こえない
2.スイング、ショットの音が聞こえない(ショットの音が8種類あると聞いたが、分からない)
3.林、池に当たった音も聞こえない
4.同伴者が健常者の場合、コミュニケーションがうまくとれない (同伴者が聴覚障害者の理解が出来ていないから)
5.ゴルフ場からのお知らせなどのマイクが聞こえないために健常者より気が付くのがかなり遅い
6.回りの雑音も聞こえない
7.グリーンの上でパターを打つとき、音でなく手で感覚を頼りにするため、グリーンの速さはどの位あるか掴みにくい。

他にも苦労話を…。

1.現在は聴覚障害者ゴルファーがどこのゴルフ場でもプレーできるようにになったが、約10年前までは 聴覚障害者ゴルファーを入場禁制にしたり、開放していないゴルフ場も多かった。

例えば、聴覚障害者ゴルファーであることを告けずに某ゴルフ場に予約して全員聴覚障害者であることが分かると 支配人からちゃんとゴルフは出来ますか?大丈夫ですか?と聞かれた上にプレーする時わざわざ様子を確認しにく る支配人もいた。(聴覚障害者はゴルフが出来ないと見られていた?) 会員権を購入しょうとする聴覚障害者に耳 が聞こえないのは危険だからと言って入会を断わった某ゴルフ場もあった。

2.メンバーコース月例会で同伴者に聞こえないと、つたない発音で伝えると、貴方はどこの国からきたのですか? と聞かれた。多分、発音がうまくできないことで韓国人か中国人だと思われたのだろう。(耳が聞こえないと言った のだが、分かっていない模様)

3.メンバーと一緒にラウンドして食事してゴルフ談話してもコミュニケションがうまくとれないため、なかなか輪 に入りくく、孤独感を感じてしまう。

4.ゴルフが上手になるために健常者はレッスンプロから教えてもらったり情報をうまく活用する方法があるが、聴 覚障害者は練習場に行ってレッスンプロから教えてもらいたくてもコミュニケーションがうまくとれないからなかな か上達しくい。言葉をある程度獲得している聴覚障害者ならゴルフ本を読み漁り、情報をうまく活用できるが、言葉 を獲得していない聴覚障害者はゴルフ本を見ても理解できないために、上達する方法はゴルフに精通している聴覚障 害者から手話を交えて情報を獲得することでやっと上達するゴルファーも多くいる。

ちなみに70台を狙える競技志向のアマチュア聴覚障害者は日本で数えても15人?20人しかいないと思われる。

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